USALET(ゲーム企画書)

USALET

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◆コンセプト

タイトルは戯曲『ハムレット』のもじりでウサレット。

登場人物は個性化のため、あるいはカジュアルな感じを出すために、特に理由もなく獣耳をつけています。

女性向け経営SLGとして、またはアベンジャーズ映画のようなライトな感じで楽しめる、結構分かりやすい話だと思います。

巨大な権威から追い出されて、一人奮闘する物語は『コードギアス』みたいな構成に近いと思います。

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◆登場人物

・うさこ(主人公)

父親は大企業XのCEO。幼いころから英才教育を受けている

物語開始時点で父親が死に、叔父が実質的に企業Xを乗っ取る。

うさこはその枠組みから追い出され、辺境の地元商店街にある小さな店と土地のみ与えられる。

父親が培ってきた、夢と理想に溢れた道徳的な経営方針を捻じ曲げる叔父が嫌いで、打倒したい。

また、本来の後継者としての実力を示すため、この小さな店を大きくすることを誓う。

物語開始時点では、同級生や地元住民とは不仲である(嫌われ系ヒロイン?)

友達は拾ってきたホームレスの宇佐田のみ。

・宇佐田(相方)

橋の下でうさこが拾ってきたホームレス。

過去も身元も不明。とにかく明るく、いつもニコニコしているが、言葉の端々から闇が伺える。

あまり知性はないが、とにかくうさこに忠誠を誓っている。反社会的なところがあり、たまに恐ろしいことを言い出す。

ゲーム的なところでは、うさこの部下であり、頼むと資源を調達してくれる。

・叔父(敵)

うさこからすれば、父親の弟にあたる。

父親亡き後、大企業Xを乗っ取り、主人公を会社経営の枠組みから追い出す。

意地悪く、執念深い存在。

・叔父2(発明家)

うさこ父、叔父(敵)の下の弟。

やはり宇佐田同様ホームレス、または住所不定である。

執念深い叔父(敵)を恐れてか、放蕩者を気取って隠遁しているが、能力は高い。

ゲーム的なところでは、様々な商品を発明してくれる便利屋。

・うさこの同級生たち

地元の商店街の子供たちが多い。商店街は、突如として町にやってきた大企業Xの商業施設にほぼほぼ売り上げを奪われてしまっている。

企業Xが嫌いで、物語開始時点ではうさことも不和。

しかしうさこに好意的になるにつれて、うさこの店に協力してくれるようになる。

・大企業X

大規模な建設や工場の排気ガス等で、一部の地元住民からは非難されている。

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◆あらすじ

大企業Xの跡取りとして、特殊な英才教育を受けてきたうさこ。

彼女の将来は明るいと思われたが、父親が謎の死を遂げたこと、そしてその跡を継いだ叔父の卑劣な企てで、大企業Xに関わる全ての権利を剥奪されてしまう。

彼女に与えられたのは地元商店街の小さなボロボロの店と、腹心である宇佐田のみ。

うさこが大企業Xの跡取りであること、その他諸々の事情でもともと不和だった同級生や地元住民たちとも次第に和解し、ともに叔父を打倒することを誓う。

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◆ゲームシステム

経営SLG。

序盤の進行で宇佐田、叔父2が登場。それぞれうさこのために資源を拾ってきたり、商品を発明してくれる。

中盤からの進行は、商店街の同級生たちが登場。

友好度が高まるにつれて、うさこのために宣伝してくれたり、良い商品、安く商品を卸してくれるようになる。(イベントでそれぞれの抱える問題をうさこが解決する)

後半は叔父の手下たちがうさこの邪魔をするために諜報や工作等、店先に現れる。このときに、同級生と仲が良ければバッドイベントを回避できる(仲が良くなければゲーム的に不利なイベントが起きるが、ゲーム自体はそのまま進行する)

ラストは冬の決算日。叔父が序盤に掲げた、うさこには絶対に達成できない売上目標を達せられていたらクリア。

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